教育の特色

本園では、キリスト教の精神である【愛の心】に基づき、祈りの心、神様の恵みを感じ取れる教育、感謝と一致の心で仲良く相互愛を伝える教育を目指しています。

その一助として、モンテッソーリ教育を取り入れています。

教育の特色~カトリック(心の教育)

*人間より偉大な力と知恵を持った方(神)が存在していることを知り、その方に守られていることを感じる心を育てます。

*神様からいただいた命に感謝し、人間の本当の幸せを知り、人生を希望と喜びをもって自分らしく生きることが出来る心を養います。

*お祈りや小さな行いを通して、どこの国のどんな人であっても、みんな兄弟であると受け取り、差別や偏見のない目を世界に向けていきます。

*自分が大切にされて嬉しいように、人も大切にするという心を育てます。

*思いやりを受けて、思いやりが育つように、人との関わりを大切にしています。


教育の特色~モンテッソーリ教育

~心と身体を精一杯使い、自分を作ります~

イタリアで初めて女性として、医学博士となられたマリア・モンテッソーリ女史(1870年から1952年)によって考えられた新しい教育方法です。

社会性を豊かに育て、健康な精神と身体を持った、自立した子どもになれるよう、また、「ひとりでできるように手伝ってね!」という幼い生命、一人ひとりを大切にして援助ができるよう、心にとめて、子ども達と接しています。

 

このモンテッソーリ教育は、日常生活・感覚・数・言語・文化の5つの領域に分かれています。

この5領域の活動は、基本的生活習慣(衣服の着脱・物の使い方をしるなど)を身につけ、子どもが自ら生きるため、自立に向けての援助をしています。

また、この幼児期に子ども達が成長していくうえで、大切なものを身につけたり、伸ばすための手助けもしています。

これらの各領域の活動を満3歳・3歳・4歳・5歳の混合クラス(縦割り)の中で見て学び、強制でなく自由に選んですることによって、より充実したのものにしています。

 


教育の特色~縦割り教育

  • 縦割り(異年齢混合クラス)クラス編成満3歳・3歳・4歳・5歳の異年齢の子ども達が、一つのクラスで一緒に園生活を過ごしています。
  • 温かい家庭的な雰囲気の中で、大きい子ども達は、小さい子ども達が園生活を楽しく過ごせるように、小さい子どものペースに合わせ、待ったり、手伝ったり、励ましたりします。そうした環境の中で、お互いを思いやる優しい気遣いや協調性が自然に身についていきます。子ども達は助け合いながら、お互いに見て学び行動し、より確かな自立へと成長していきます。

教育の特色~横割り活動

  • クラス編成は縦割りですが、「体操」「音楽」「絵画」「英会話」「宗教」など、それぞれの活動は、横割り活動(年齢別)で行います。
  • 月2~3回、外国人講師による英会話を行っています。
    身の回りのものをテーマに、子ども達に分かりやすく、英会話を楽しんでいます。

食育~給食を通して

【完全給食を実施しております】
豊富な食材を使いバランスの取れたメニューを2名の調理員が子ども達の喜ぶ手作り給食作りに努めています。
お友達との楽しい雰囲気の中で、いつの間にか、今まで食べられなかったものも食べられるようになり、食事のマナーや約束事が集団生活の中で少しずつ身についています。


【当番活動・バイキング配膳】
机を拭くことから、出来るだけ子ども達で準備を進めていきます。
子どもは当番になる日を楽しみにしています。
配膳はバイキング方式で、好き嫌いなく食べることが出来るよう指導し、自分で食べられる量を器にとります。

(新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年度はバイキング形式は中止しています。)


【お弁当の日】
家庭の手作りのぬくもりに触れるよう、月に1~2回、お弁当の日を設けています。